2020年10月分の実績

2020年10月分の実績です。

・ご利用者:14名(1名を除き新規)
・お預かり件数:20件
 (内訳)  完了:17件
  修理不可:3件
 ・ドリームスイッチ:検査時に部品から発煙。
 ・乗用の自動車:交換バッテリーなし。
 ・ラジコン:外形的不具合が特定なし。経年劣化による送受信回路の損傷と思われる。

実績の詳細は、「診療記録」をご覧下さい。
https://cubeit.jp/toyhospital/result/2/#sep

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 9月に引き続き活動いたしました。2020年度の後期、下期が始まって、仕事の関係から対応可能日が減ってしまいましたが、結果は14名様から20件。過去のお預かりが多かったこともあり、気分的にはちょうどいい数で、のんびりとできた感じですね。

毎月多くのおもちゃをお預かりしておりますが、いつどのくらいやってくるかは、なかなか予測が出来ません。
春日井市でやっている2か所のおもちゃ病院も、毎月のご依頼数が読めません。
1か所は、50を超える月もあれば、10個そこそこの時もあり、別のもう1か所は、毎回ほとんど来なかったりで、かなりばらついていますので、過去の実績があまり役に立ちません。ただし、全体では増えていますので、おもちゃ病院の需要はあるのではないかと感じています。

今月のお預かりでは、「知り合いから譲ってもらった」「しまってあったものを出してきた」「ネットのフリマで手に入れた」といった、入手時点ですでに壊れているもののご依頼が多かったように感じます。

内部に入ってしまったごみや汚れなどが固まっていたり、一緒に張り付いていたり、電池の液漏れだったりが多いですが、おもちゃは、時間が経つと自然に動作しなくなることが多いです。

保存時の手入れでトラブルを減らせることはありますし、電池は必ず外しておくなど、できることはありますが、長期間の保存は、それ自体がおもちゃに少なからずダメージを与えます。
年代物の修復は、復元の可能性が低くなってはいますが、お持ちいただければ出来うる対処をいたします。

また、フリマなどで手に入れるときは、事前に出品者に動作状況などを十分に確認してからお取引されると、不要なトラブルを避けることが出来るかもしれません。

そして、おもちゃも「モノ」ですから、いずれ壊れて動作しなくなります。古いものほど思い出が詰まっていますが、形あるもの、いつかは壊れます。時に「あきらめ」も必要なのかもしれませんね。

さて、11月もすでに5件お預かりしており、順調な滑り出しです。特に週末に対応できる日が少なく、ご不便をおかけしているかと思います。

個人が一人、ボランティアで活動しておりますので、これからも長く活動を続けていけるよう、ご理解、ご協力を頂ければと思います。

11月も、よろしくお願いいたします。

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