２０２０年６月分の実績です。
・ご利用者：１３名（全員新規のご利用者）
・お預かり件数：１８件
・完了：１３件
・修理なし：1件
・修理不可：４件
・・・機構の劣化で調整不可が１件、あとは回路不具合と思われ、修復ができませんでした。
電子回路の不具合は、問題の同定が難しく、ほぼ不可能になってしまいます。
不具合になってしまう原因も掴めないので対処できず、残念ですが不可とさせていただいています。
自粛もおおむね解除され、少しづつ「アフターコロナ」の生活が戻ってきています。
そんな中で１８件のご依頼を頂きました。５月よりはやや少な目ですが、個人開院のおもちゃ病院としては、十分な数量ではないかと思います。
７月もすでに５件を超えており、このペースで今後も推移するのではないかと思います。
６月までの診察記録→ https://cubeit.jp/toyhospital/result/2/#jun
各地のおもちゃ病院も、やっと再開されているのではないかと思います。
私が代表を務める春日井のおもちゃ病院も、７月１２日にやっと再開の予定です。３月からの休止でしたので、相当量のおもちゃが来るのではないかと、より十分な感染防止対策を施して開院準備をしているところです。
さらに春日井では新規のおもちゃ病院の開院など、やっと動き出した新年度、より活動を活発にしていこうとしているところです。
６月の新しい動きとして、高校の先生の研修をお受けしています。
これは、高校の先生が社会活動を実体験する研修で、企業などに赴いて実際に業務を体験するものだそうで、その研修先として当院をお選びいただきました。
毎週１回水曜日ご来院され、実際におもちゃの修理をしていただいており、すでに数個の修理を行っていただいております。
動かなかった、鳴らなかったおもちゃを分解し、修理することで復活し、動いたり音が出るようになった時の感動や達成感、面白さを実感していただいております。
また、私も長く教育関連に従事しておりますので、おもちゃ修理から見える技術や製造や仕事など、お話が弾むこともあり、私にとっても有意義な時間となっております。
当面、毎週水曜日の午後にご来院の予定です。
水曜日におもちゃをお持ちいただくと、研修に貢献していただくことができます。
ご協力いただければ幸いです。
やっと活動がしやすくなってきました。
当院は、これまで通り、壊れたおもちゃでお困りの方への力添えを変わることなく続け、
機を見て、新しい活動にも取り組んでまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。