おもちゃ修理のご依頼に当たっては、以下の点を事前にご承知おきください。

・ほとんどのおもちゃはメーカー外での分解や修理を想定しておらず、安全などのために分解を禁止していることが多いです。修理そのものを想定していないものもあります。そのため、たとえ新品でも一度分解するとメーカーの保証が受けられなくなりますので、その点を事前にご了解ください。買って間もないものは、購入されたお店へご相談されると対応していただける場合もあります。分解後の保証の可否には、いかなる場合でも責任を負いかねます。

・おもちゃ以外のものや乗用のもの、危険が伴うものなどは、主に安全のためにドクターの判断で修理をお受けしない場合があります。

・故障や破損の程度、構造、劣化、部品が手に入らないなど、様々な理由で修理が出来ない場合があります。

・修理中に状況が悪化し、お預かり時の状態に戻らなかったり、状態が更に悪くなったり、使用不可になってしまうことがあります。

・主に修理過程の状況悪化により、修理を中断させていただくことがあります。

・完全な修理復元、修理後の動作、形態や美醜、安全性など、修理に関する責任や補償は、お引渡し後も含めて一切負いかねます。

・お返しの連絡から6か月を過ぎてもご連絡やお引き取りがない場合は、保管場所や管理の都合により、当方にて処分させていただきます。

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※電池のチェックを!!
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 おもちゃの修理で一番多いのが電池関連のトラブルです。単に電池がなくて動かなかったということも多く、お持ちいただいてチェック用の電池を入れたら問題なく動いたということもよくあります。ご来院前に電池関連のチェックをされると、無駄足が減ることにもなります。

・どこかに電源スイッチがありませんか?
 意外なところに電源スイッチが隠れていて、それと知らずに動かないと勘違いすることがあります。取り扱い説明書などをよく読んで、またおもちゃをよく観察して、スイッチの入り切りを確認してください。

・電池の容量はありますか?
 以前に使ったまま放置して、いつの間にか減っていることがありますし、新品の電池と思っていたら実は放電していたということもよくあります。出来れば新品を入れて、動くかどうか確認してみてください。

・電池の種類や本数は合っていますか?
できるだけ同じメーカー、同じブランドの「同じ電池」を使ってください。
アルカリ電池やマンガン電池、オキシライド電池など、乾電池にもいくつか種類があります。
おもちゃによっては、特定の種類の電池でないと動かないことがあります。
また、エネループなどの充電池では動かず、乾電池だと動く場合もあります。
充電池と乾電池は同じ形をしていますが、電圧や電流、放電特性などが異なる「別物」です。充電池でダメなときは、乾電池での確認もしてみてください。

・入れ方や入れる場所は合っていますか?
 逆に入れれば当然動きませんが、おもちゃによっては入れる方向が分かりにくいものがあります。プラスマイナスを交互に入れることが多いですが、まれに同じ方向に入れるものもありありますので、おもちゃに記してある電池の方向をよくチェックしてください。
また、多くは、ばねのあるほうがマイナスですが、ごくまれに反対のことがあります。
さらに、おもちゃによっては意外なところに複数の電池入れがあったりしますので、電池入れの場所も確認してください。

・接点は汚れていませんか?
電池BOX内、電池の両極が接しているところに汚れやさびなどがついていると、それが原因で電気が流れず動かないことがあります。特にしばらく使っていなかったものに多いです。ナイフやハサミの先など、先のとがった硬いもので、接点部分をこすってやると、汚れが落ちて導通が回復することがあります。

・電池から液漏れしていませんか?
 長時間電池を入れっぱなしにしておいたために、電池の中から電解液が漏れ出していることがあります。この液によって接点が錆びてしまい、電気が流れなくなっていることがよくあります。
 電池や接点部分を確認して、さびや汚れがあったら、汚れを取ってやると電気が流れて動作することもあります。
 漏れた液がおもちゃの内部にまで入ってしまうと、それによって基板などが錆びてしまい、致命傷になっていることもあります。
 染み出ている液や乾いた白い結晶、青緑や茶色の錆のようなものは、それほど強い危険性はなく、指で触れた程度では問題はありませんが、目や口に入ると良くないので、作業をするときは注意してください。
ご不安であれば、そのままお持ちいただければ対処いたします。